目視点検など求める政府の”アナログ規制”見直し 96%完了

AI要約

河野デジタル大臣がアナログ規制の見直しにより、およそ96%の規制が改善されたことを明らかにしました。

政府は2年間の集中改革期間を設けて、アナログ規制の点検・見直しを推進しており、見直し作業のほとんどが完了していることが報告されました。

残りの規制改善作業についても、河野大臣は適切な進捗管理を行い、速やかな完了を目指していると述べました。

目視での点検やフロッピーディスクなどの使用を求めるといった「アナログ規制」について、河野デジタル大臣は、対象となる規制のうちおよそ96%が見直されたと明らかにしました。

【河野デジタル大臣】「日本の経済成長であったり、あるいは世の中を便利にするという意味からも問題だというふうに思いますので、アナログ規制をなるべく早く全廃をし、これは国だけでなく地方自治体でもやっていただきたいというふうに思っております」

政府は、おととし6月からことし6月までの2年間を集中改革期間として、法令や告示などのアナログ規制の点検・見直しを進めてきました。

見直しが必要とされた8164件のうち、7835件の見直しがきょうの時点で終わったということです。

残りの329件は、システム開発や法改正の遅れなどの理由で完了していませんが、河野大臣は「新たな見直し完了の時期の設定について調整は進んでいる」としました。