懸賞の応募が大好きな母。「100万円」の懸賞もあるそうですが、本当に当たるのですか?

AI要約

懸賞は条件や景品によって、好きなものをお得に手に入れるチャンスです。

懸賞によって与えられる景品類の定義や、懸賞の種類について説明があります。

懸賞に当たる確率や注意点についても紹介されています。

懸賞の応募が大好きな母。「100万円」の懸賞もあるそうですが、本当に当たるのですか?

懸賞は条件や景品によって、好きなものをお得に手に入れるチャンスです。なかには「現金100万円」の懸賞もあるようで、懸賞が好きで月に何度も応募している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、慣れていない方の場合「本当に100万円が当たるのだろうか?」と疑念を持つ方もいるでしょう。そこで本記事では、懸賞の概要と景品のルール、懸賞の当選確率や個人情報漏えいの注意点なども解説します。

懸賞とは主催者の希望に沿って行動した人に報酬(景品)を与える手法です。

消費者庁は「くじその他偶然性を利用して定める方法」「特定の行為の優劣又は正誤によって定める方法」によって「景品類の提供の相手方又は提供する景品類の価額を定めること」を懸賞と定めており、具体的な方法にはくじやじゃんけん、宝さがし、クイズなどが挙げられます。

懸賞によって与えられる景品類の定義は、以下の通りです。

●顧客を誘引するための手段

●事業者が供給する商品やサービスの取引に付随して提供

●物品や金銭、そのほかの経済上の利益

懸賞のうち、一定の条件の下で複数の事業者が共同主催して行うのは「共同懸賞」で、それ以外は「一般懸賞」と分類されています。また、消費者との取引が付随しない「オープン懸賞」もあります。

共同懸賞の例は「ショッピングモールで買い物した合計金額によって抽選に参加する」や「市内の飲食店でもらえるシールを集めてキャンペーンに応募する」などです。一般懸賞は商品やサービスを利用して運で決まるくじや、競技・クイズなどの優劣で景品をもらえる懸賞などが例として挙げられます。

懸賞に当たる確率は当選人数によって異なります。当選人数が少なく、応募人数が多いとその分当選確率は下がります。

例えば、過去に現金100万円が5名に当たるキャンペーンが開催されましたが、約95万通の応募があったため当選確率が0.0005%だったケースもありました。

多くのメディアで取り上げられる有名事業者の懸賞となると、応募人数も増えやすいため当選確率は下がるおそれもあります。