ミドレックスとヴァーレ DRIでブリケット活用 技術協定結ぶ

AI要約

神戸製鋼所の子会社がブラジル資源大手のヴァーレと技術協力協定を結び、鉄鉱石ブリケットの活用を検討する。

低コストや低炭素化に貢献するブリケット化技術を実証し、合弁会社設立や技術供給の連携を目指す。

両社は共同試験を経て、ミドレックス方式を活用してDRIプラントでの実証を推進する計画。

神戸製鋼所は5日、子会社のミドレックス・テクノロジーズが直接還元鉄(DRI)プラントで鉄鉱石ブリケットを活用する技術協力協定をブラジル資源大手のヴァーレと結んだと発表した。昨年の共同試験を延長する形。低コスト、低炭素化につながるヴァーレのブリケット化技術をDRIでシェアの高いミドレックス方式で実証する。技術の実証を経て、両社は合弁会社設立を検討、ブリケット技術と設備の供給を共同で展開する連携を視野に入れる。