東武鉄道と日立、生体認証サービスを本格展開へ、手ぶら決済やポイント獲得、鉄道改札の利用も視野
AI要約
東武鉄道と日立製作所は、生体認証を活用したデジタルアイデンティティの共通プラットフォームを全国100カ所以上に導入する。
手ぶらでの決済やポイント獲得が可能になる新しいサービスは、2024年から段階的に展開される。
将来的には顔認証や鉄道改札への導入など、さまざまな利用機会が検討されており、国内の主要なポイントサービスにも対応する予定。
東武鉄道と日立製作所は、生体認証を活用したデジタルアイデンティティの共通プラットフォームを、コンビニ、家電量販店、ショッピングモール、東京スカイツリー、鉄道など全国の100カ所以上に順次導入する。このサービスを利用すれば、カードやスマートフォンを用いることなく手ぶらでの決済やポイント獲得などができるようになる。
2024年9月3日から東京ソラマチ1階で、9月26日からは福岡天神の商業施設ソラリアステージの催事スペースで実施するポップアップストアで開始。11月には埼玉県越谷・川越エリアの飲食店など約20店舗で利用可能になり、さらに2024年度中に東京スカイツリーのオフィシャルショップ、2025年度には上新電機の大阪2店舗および東武東上線の座席指定制列車「TJライナー」、2026年度にはファミリーマートにて導入を開始する予定。
2025年度には、指静脈認証に加えて顔認証を可能とし、将来的には鉄道改札への導入など、さまざまな利用機会を検討していく。また、国内の主要なポイントサービスにも対応する計画。
なお、このサービスの本格展開に合わせて、利用可能な店舗が一目でわかるようにサービス名称を「SAKULaLa(サクララ)」、公式キャラクターを「サクラッコ&ララガイ」に決定した。
