生体認証を活用のプラットフォームサービス「SAKULaLa」本格展開へ 公式キャラクターもお披露目

AI要約

東武鉄道と日立が共同で展開する生体認証を活用したプラットフォームサービス『SAKULaLa』の導入計画と公式キャラクター発表会を開催。

サービスは指静脈認証を活用したセルフレジから始まり、将来的には顔認証や鉄道改札での利用も検討中。

公式キャラクターは手ぶらを象徴するラッコで、辻希美も手軽さをアピールし、特に子育て世代に便利さを語った。

生体認証を活用のプラットフォームサービス「SAKULaLa」本格展開へ 公式キャラクターもお披露目

 東武鉄道・日立は3日、両社が展開する『生体認証を活用したプラットフォームサービス』今後の導入拡大計画およびサービス名称・公式キャラクター発表会を実施。サービス名称「SAKULaLa」と公式キャラクター・サクラッコ&ララガイもお披露目された。

 同サービスは、生体認証による安全で手軽な決済、ポイント付与、本人確認などを可能とし、毎日の生活がもっと身軽でスマートになることをめざして、東武と日立が共同で立ち上げたもの。第1弾として今年4月11日からは指静脈認証を活用したセルフレジを東武ストア3店舗に導入。

 今後は現在開催中の東京ソラマチのポップアップストアのほか、11月には埼玉・越谷、川越エリアの飲食店20店舗で利用可能に。2024年度中に東京スカイツリーのオフィシャルショップ、2025年度には上新電機の大阪2店舗、東武東上線の座席指定制列車「TJライナー」、2026年度にはファミリーマートなど全国100ヶ所に順次、導入を開始予定とする。

 また、2025年には指静脈認証にくわえ、顔認証を可能とし、将来的には鉄道改札への導入なども検討していくという。また国内の主要ポイントサービスにも対応する企画で、利用者はポイント獲得にも使用できるようになる。

 「SAKULaLa」はさくっとらくにサービスが利用できる、つい「ららら」と口ずさみたくなる意味がつけられ、公式キャラクターには手ぶらを象徴できるキャラクターとしてラッコを使用。ラッコがいつも持っている貝すら手放すほどに便利であることをアピールしている。

 この日は、タレントの辻希美も発表会に登壇。実際に、指をかざして生体認証の買い物サービス体験をした。「携帯も財布もすぐどこに置いたか忘れちゃうことが結構あるので、手ぶらでお買い物ができるのは私みたいな人にぴったり」といい、「小さい子の子育てをしているときにいいな、と思います。抱っこしたり手をつないだりしていると荷物は少量で出かけたいと思っていたので子育て世代のお母さんにはすごく助かるのでは」と“母親目線”で感想を語っていた。