国内ポイントサービス市場規模、2023年度は約2.7兆円と推計。ポイント経済圏の拡大がカギ?【矢野経研調べ】

AI要約

矢野経済研究所が2024年のポイントサービス市場に関する調査を実施した結果をまとめると、2023年度の国内ポイントサービス市場規模は2兆6,569億円であり、2024年度には2兆7,831億円に拡大する見込みである。

ポイント発行額が拡大している要因として、加盟店舗数の増加やキャッシュレス決済の普及が挙げられ、共通ポイントサービス提供事業者が積極的にポイントを発行していることが挙げられる。

調査には2023年4月から7月までの期間に様々なポイント関連事業者を対象に、直接面談やヒアリング調査、文献調査を通じて行われた。

国内ポイントサービス市場規模、2023年度は約2.7兆円と推計。ポイント経済圏の拡大がカギ?【矢野経研調べ】

矢野経済研究所は、2024年のポイントサービス市場に関する調査を実施した。

 

調査によると、2023年度の国内ポイントサービス市場規模(ポイント発行額ベース)は2兆6,569億円と推計された。2024年度には前年度比104.7%の2兆7,831億円にのぼる見込みだ。

加盟店舗数の増加やキャッシュレス決済の進展により、国内におけるポイント発行額は拡大基調にある。なお、共通ポイントサービス提供事業者は、自社またはグループ企業間での「経済圏」を構築し、キャンペーン等で積極的にポイントを発行している。

 

・【調査期間】2023年4月~7月

・【調査対象】共通ポイントサービス提供事業者、マイレージサービス提供事業者、ポイントサイト運営事業者、ポイント交換サービス提供事業者、ポイント関連ソリューションベンダなど

・【調査方法】当社専門研究員による直接面談(オンライン含む)、電話・e-mailによるヒアリング調査、ならびに文献調査併用