米国株式市場=大幅下落、「9月相場」を警戒
米国株式市場は、経済指標が示唆する製造業の低迷や歴史的な株価パフォーマンスに警戒感をもつ中、大幅下落した。
米供給管理協会が発表した製造業景気指数は低水準だったが上昇したものの、新規受注の減少や在庫増加から活動は低迷が続く見込み。
主要指数であるダウ工業株30種、ナスダック総合、S&P総合500種などが大きく値を下げた。
[ニューヨーク 3日 ロイター] - 米国株式市場は3指数とも大幅下落して取引を終えた。この日発表された経済指標で米製造業の活動は当面低迷が続く公算が大きいことが示唆され、市場心理を圧迫した。9月は歴史的にみて株価パフォーマンスが最も悪いことも警戒されている。
米供給管理協会(ISM)が3日に発表した8月の製造業景気指数は、8カ月ぶり低水準だった7月の46.8から47.2に上昇した。ただ、新規受注のさらなる減少や在庫増加から、製造業の活動は当面低迷が続く公算が大きいことを示唆した。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 40936.93 -626.15 -1.51 41489.67 41489.67 40778.0
9
前営業日終値 41563.08
ナスダック総合 17136.30 -577.33 -3.26 17585.45 17585.45 17057.7
9
前営業日終値 17713.62
S&P総合500種 5529.04 -119.36 -2.11 5623.89 5623.89 5504.33
前営業日終値 5648.40
ダウ輸送株20種 15859.25 -184.60 -1.15
ダウ公共株15種 1030.06 +9.20 +0.90
フィラデルフィア半導体 4759.00 -399.82 -7.75
VIX指数 20.64 +5.09 +32.73
S&P一般消費財 1479.30 -20.86 -1.39
S&P素材 579.78 -13.61 -2.29
S&P工業 1085.61 -25.17 -2.27
S&P主要消費財 889.32 +6.72 +0.76
S&P金融 753.81 -5.40 -0.71
S&P不動産 273.63 +0.73 +0.27
S&Pエネルギー 679.11 -16.75 -2.41
S&Pヘルスケア 1825.78 -3.93 -0.21
S&P通信サービス 293.90 -7.05 -2.34
S&P情報技術 4108.14 -190.37 -4.43
S&P公益事業 385.00 -0.51 -0.13
NYSE出来高 8.51億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 37630 - 1160 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 37595 - 1195 大阪比