富士ソフトに対抗TOBへ KKRと争奪戦も、10月提案 米ベイン

AI要約

米大手投資ファンドのベインキャピタルが富士ソフトにTOBを提案する。

富士ソフトはすでにKKRのTOBに賛同しており、ベインは買収額をアップして対抗する。

米投資ファンド同士の争奪戦が激化する可能性がある。

 米大手投資ファンドのベインキャピタルは3日、システム開発の富士ソフトに対しTOB(株式公開買い付け)を提案する予定だと発表した。

 富士ソフトは既に米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)によるTOBに賛同しており、ベインはKKRを上回る買収額を10月に提案して対抗する。米投資ファンド同士の争奪戦に発展する可能性もある。