「サトウのごはん」12月から値上げ、コメ高騰や物流費上昇で最大14%

AI要約

佐藤食品は国産原料米の価格高騰などを理由に、パックご飯「サトウのごはん」の全64商品を値上げすることを発表した。

値上げ幅は約11~14%で、昨年にも8~10%値上げしており、他社も価格引き上げが検討されている。

主力商品の「新潟県産コシヒカリ」も値上げされ、200グラムの値段は189円から211円、3食パックは558円から630円になる。

佐藤食品は2日、パックご飯「サトウのごはん」の全64商品を12月2日出荷分から値上げすると発表した。使われている国産原料米の急激な価格高騰や資材、人件費、物流費などの上昇が理由。値上げ幅は約11~14%となる。同商品は昨年7月にも5年ぶりに価格改定し、約8~10%値上げしている。最大手の同社が値上げしたことで、他社が追随して価格を引き上げる可能性も高まる。

価格改定により、主力の「新潟県産コシヒカリ」(200グラム、税別)は189円から211円に、3食パック(600グラム)は558円から630円に値上げされる。