タイカレーなど12月値上げ ヤマモリ、原材料費高騰

AI要約

食品メーカーのヤマモリが、タイ料理の加工食品16品目の値上げを発表した。

原材料費や物流費の高騰が理由で、希望小売価格を13~14%引き上げるという。

ヤマモリはタイの自社工場で生産しており、価格改定を余儀なくされたと説明した。

 食品メーカーのヤマモリ(三重県桑名市)は2日、レトルトのタイカレーなどタイ料理の加工食品16品目を、12月2日出荷分から値上げすると発表した。原材料費や物流費の高騰が理由で、希望小売価格を13~14%引き上げる。

 代表的な商品の「タイカレー グリーン」は399円から453円に、「タイクック ガパオの素 本場タイの辛さ」は237円から270円になる。

 ヤマモリはタイ料理のレトルトや調味料などの一部を、タイの自社工場で生産している。「コスト削減に向けた企業努力を重ねたが、価格改定をせざるを得ないという判断に至った」と説明した。