〔東京株式〕上げ幅縮小=利食いが重し(2日前場中盤)

AI要約

日経平均株価は取引開始直後に400円超上昇したが、利益確定売りで上値が抑えられ、上げ幅を縮めている。完成車メーカーや電線株が上昇し、非鉄金属も好調。一方、食料品や医薬品は買いが控えめで、総じて軟調だ。

日経平均株価は前営業日比377円56銭高の3万9025円31銭と上昇。米国株の上昇や為替の円安を受けて買いが先行している。

リバウンドのペースが速く、利益確定売りにより上値を抑えられる状況。完成車メーカーや電線株は強いが、食料品や医薬品は買いが控えめ。

 (10時08分)日経平均株価は取引開始直後に400円超上昇したが、その後は上げ幅を縮めている。「リバウンドのペースも速かった」(国内証券)ため、利益確定売りが出て上値を抑えている。為替が円安に振れる中、トヨタ <7203> など完成車メーカーはそろって上昇。電線株の人気が続いており、非鉄金属も業種別株価指数の上昇率上位に入っている。一方、食料品や医薬品にはあまり買いが向かっていないようで、総じて軟調だ。

 (寄り付き)日経平均株価は前営業日比377円56銭高の3万9025円31銭と上昇して始まった。前週末の米国株の上昇や為替の円安を受けて買いが先行している。