【防災の日】「台風や地震への備えしていない」が半数近く 自宅での対策「非常食や水の備蓄」「懐中電灯や モバイルバッテリーの準備」がともに73% 大手損保調査

AI要約

自然災害への備えが不十分な人が半数以上を占めることが大手損害保険会社の調査で明らかになった。

調査によれば、地震や台風などの大きな自然災害の発生確率が高まっていることに対する意識は全体の74%であり、特に中部地方で81%と高かった。

自宅での対策では非常食や水の備蓄、懐中電灯やモバイルバッテリーの準備が最も一般的であり、火災保険に関する知識も一部に留まっていることが分かった。

地震や台風など自然災害への備えを何もしていない人が半数近くに上ることが、大手損害保険会社の調査で分かりました。

損保ジャパンは、7月下旬から8月初めに、能登半島地震の被災地を除く全国の30歳以上の男女1000人を対象に「防災と保険に関する意識調査」を行いました。

大きな自然災害発生の確立が年々高まっていると「とても感じる」「ある程度感じる」という回答は合わせて74%で、地域別で最も高いのは中部地方で81%でした。自然災害への備えについては、「特に何もしていない」が46%で最も多く、「地震や津波に備えている」が33%、「台風に備えている」は24%でした。

また自宅での対策で最も多かったのは、「非常食や水の備蓄」と「懐中電灯やモバイルバッテリーの準備」がともに73%でした。

火災保険で台風や洪水、大雪による被害が補償されると知っている人は55%に留まっています。