９月のＥＣＢ利下げ、「正当であり賢明」－ビルロワドガロー氏
AI要約
フランス銀行のビルロワドガロー総裁は、８月のインフレの減速に基づいて、来月の利下げを支持する考えを示した。
物価上昇は抑制され、フランスのインフレ率が上昇し、ユーロ圏の目標である２％を維持できる見通し。
ビルロワドガロー氏は９月の会合での利下げを正当で賢明な決定と語った。
（ブルームバーグ）： 欧州中央銀行（ＥＣＢ）の政策委員会メンバー、フランス銀行（中銀）のビルロワドガロー総裁は、データで８月のインフレが確実に減速したことが示され、来月の利下げを支持する考えを示した。
ユーロ圏インフレ、８月は３年ぶり低水準-ＥＣＢ利下げ観測強まる (1)
ビルロワドガロー氏によれば、物価上昇は引き続き抑制される見通しで、フランスのインフレ率は来年上期までに、ユーロ圏では同年下期までにＥＣＢの目標である２％を持続できるとみられている。
同氏は仏ルポワン誌のウェブサイトに30日掲載されたインタビューで、「個人的には９月12日の会合では行動すべきだと考えている」と述べ、「新たな利下げを決定するのは正当であり、賢明と言えるだろう」と続けた。
原題：ECB’s Villeroy Says September Rate Cut Is ‘Fair and Wise’ (1)（抜粋）
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