「第4の肉」ダチョウ丼、吉野家が限定発売 カフェ形態の400店で
AI要約
吉野家ホールディングスがオーストリッチを使った食品と化粧品の販売を始めたことを発表。
オーストリッチは高たんぱくで低脂肪、低カロリーな食品として位置づけられ、“第4の肉”として提供される。
第1弾として、オーストリッチ丼を全国の吉野家の一部店舗で数量限定で販売し、化粧品もオンラインで販売する計画。
吉野家ホールディングスは28日、オーストリッチ（ダチョウ）を使った食品と化粧品の販売を始めたと発表した。ダチョウは健康と美容の領域で優れた機能があるとして、茨城県の自社牧場で飼育や商品開発を進めてきたという。
ダチョウは食品としては高たんぱくで低脂肪、低カロリーとされる。同社は牛肉、豚肉、鶏肉に続く「第4の肉」と位置づけて提供していく。健康で豊かな食事を提供し続けるための食材の多様化の一環でもあるという。
第1弾として、全国の吉野家のうち「クッキング＆コンフォート」というカフェ形態の約400店で、ダチョウのもも肉とひれ肉をローストビーフ風に仕立てた「オーストリッチ丼」（税込み1683円）を発売した。6万食の数量限定で、なくなりしだい終了する。今後も商品開発を進め、オンラインも含めて販売するという。
化粧品は、ダチョウ事業を手がける完全子会社「SPEEDIA（スピーディア）」のウェブサイトなどで売り出した。美容成分の浸透を促す効果があるというオーストリッチオイルを配合したスキンケア商品などを扱う。（宮崎健）
