〔東京株式〕反落=円高が重し(26日前場)☆差替

AI要約

日経平均株価は前営業日比419円59銭安の3万7944円68銭と反落し、円高の影響で輸出関連株が売られた。

業種別株価指数では輸送用機器、医薬品、銀行業が下落し、パルプ・紙、空運業、水産・農林業が上昇した。

日経平均が一時500円超下落するも、為替の影響を受けにくい業種では買いが入っており、レンジ内での動きとなっている。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前営業日比419円59銭安の3万7944円68銭と反落。東証株価指数(TOPIX)は30.39ポイント安の2654.33。前週末に比べ為替の円高が進行し、自動車など輸出関連株を中心に売りが広がった。円高の影響を受けにくい業種は上昇した。

 56%の銘柄が値下がりし、42%が値上がりした。出来高は6億5477万株、売買代金は1兆6875億円。

 業種別株価指数(33業種)は輸送用機器、医薬品、銀行業などの下落率が大きかった。上昇はパルプ・紙、空運業、水産・農林業など。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は軟調。出来高は2億1597万株。

 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに大幅高。

 (10時35分)日経平均株価は一時500円超下落し、その後は下げ幅を縮めている。為替が急速に円高に振れ、自動車など輸出関連株中心に売りが出た。ただ、陸運や不動産、建設など為替に影響されにくい業種には買いが入り、プライム市場の値下がり銘柄数は5割にとどまっている。日経平均も3万8000円から大きく外れることはなく、「あくまでレンジ内での動きだ」(国内証券)という。

 (寄り付き)日経平均株価は前営業日比207円86銭安の3万8156円41銭と下落して始まった。為替が急速に円高に振れたことで、売りが先行している。