【新NISA】遅すぎることはない!年度途中での開始方法やNISA口座数の推移をチェック

AI要約
2024年から始まった新しいNISA制度の利用状況についての記事。NISA口座数や投資額の統計データを示しつつ、NISA口座の普及具合を分析。2024年3月までの口座数の推移も詳細に報告。
【新NISA】遅すぎることはない!年度途中での開始方法やNISA口座数の推移をチェック

2024年から、非課税で投資ができるNISA制度が新しくなりました。早8ヶ月が経過しましたが、利用状況はどうなっているのでしょうか。

非課税で投資ができる期間が無期限となったり、非課税枠が大幅にアップしたりと、より使いやすくなり、今年は大きな話題となっています。

今回の記事では、実際にNISAの利用者数はどのくらい増えているのか、確認していきましょう。また、年度の途中からでもNISAを始める方法を確認していきます。

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NISAの利用者数は、金融庁が定期的に公表しています。2024(令和6)年3月末時点のNISA口座数と、NISA口座における買付額は以下の通りとなっています。

●<NISAの利用状況>

 ・NISA口座数:2322万7848口座

 ・NISA口座における買付額:6兆1791億2751万円

総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和6年1月1日現在)」によると、現在、日本在住の18歳以上の人口1億417万2500人。

単純計算で、NISA口座開設資格のある人口のうち4~5人のうち1人はNISA口座を保有していることになります。

さらに、口座数の推移について確認していきます。同じく金融庁の資料から、旧NISA制度である一般NISAとつみたてNISAからの推移を確認できます。

次の章で詳しく確認します。

それでは、2024年3月までのNISA口座数の推移を確認していきましょう。

つみたてNISAが始まって最初の調査が行われた2018年12月から、つみたてNISAと一般NISAの合計口座数の推移を見ていくと、NISAの口座数は右肩上がりに増えていることがわかります。

特に2024年の新制度スタートに伴い、2024年3月末の口座数は大きく伸長している様子も見受けられます。