9月米利下げ観測高まる、FRB議長発言受け 50bp利下げの見方も

AI要約

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がジャクソンホール会議での講演で利下げの可能性を示唆し、市場では9月の利下げ観測が高まっている。

市場では25bpの利下げが予想されていたが、50bp利下げの可能性も上昇しており、確率は約3分の1となっている。

パウエル議長は講演で、「時期が来た」とし、9月の利下げ開始を示唆した。

9月米利下げ観測高まる、FRB議長発言受け 50bp利下げの見方も

[ジャクソンホール(ワイオミング州) 23日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が23日、米ワイオミング州で経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で行った講演での発言を受け、市場ではFRBが9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに動くとの観測が高まった。

市場では引き続き9月に25ベーシスポイント(bp)の利下げが行われるとの見方が強いものの、パウエル議長の発言を受け、50bp利下げの確率が約3分の1と、講演前の4分の1超から上昇した。

パウエル議長は講演で、政策を調整する「時期が来た」とし、9月に利下げを開始する可能性を示唆した。