【今週の数字】モダンリテール編(8/16~8/22): ウォルマートがJD.comの全株を売却、ほか

AI要約

ウォルマートは中国のEC大手JD.comの株式を売却し、自社事業に注力する方針を発表。

ジーユーはNYソーホー地区に旗艦店をオープンし、アンダーカバーとの協業アイテムを展開。

シェイク・シャックはLAで配達ロボットを導入し、新鮮な状態で食事を届けるサービスを開始。

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「Notable Numbers of the Week」は、モダンリテールが注目するニュース(8月16日(金)~8月22日(木))を数字とともにご紹介します。

37.4億ドル

ウォルマート(Walmart)は、筆頭株主として約8年間保有していた中国のEC大手JD.com(京東)の株式約37億4000万ドル(約5453億円)をすべて売却し、中国での自社事業に注力する方針を発表した。競争激化と価格引き下げにより、JD.comの収益が減少しているのが理由。同社はJD.comとの商業関係を継続するものの、資本をほかの優先事項に振り向けるとしている(ロイター)。

950平米

ジーユー(GU)は9月19日、米国1号店である旗艦店をNYソーホー地区にオープンする。2フロア構成で店舗面積は約950平米。店頭には「アンダーカバー」との協業アイテムを並べるほか、ECサイトも同日に開く(retailtouchpoints.com)。

2000台

シェイク・シャック(Shake Shack)は、米LAの一部店舗でサーブ・ロボティクス(Serve Robotics)とウーバーイーツ(Uber Eats)と提携し、配達ロボットを使ったサービスを開始。効率的なルート設定とAI技術を活用し、食事を新鮮な状態で届ける。サーブ・ロボティクスは2025年までにウーバーイーツを通じて全米で2000台のロボットを展開する予定だ(ChainStorage)。

編集/戸田美子