GM傘下クルーズ、ウーバーで自動運転車提供へ 来年から

AI要約

GMの自動運転車部門クルーズとウーバーが提携し、来年からウーバーのプラットフォームで自動運転車両を提供することが発表された。

ウーバーは以前からウェイモと提携していたが、今回の提携でクルーズの自動運転車両も提供することとなる。

クルーズは走行停止を経てサービス再開を目指し、今年に入り運転手を乗せた状態で試験を再開した。

GM傘下クルーズ、ウーバーで自動運転車提供へ 来年から

Juby Babu Abhirup Roy

[サンフランシスコ 22日 ロイター] - 米ゼネラル・モーターズ(GM)の自動運転車部門クルーズは来年から、配車大手ウーバー・テクノロジーズのプラットフォームで自動運転車両を提供する。両社が22日発表した。

複数年にわたる提携で、ウーバーの利用者はクルーズの自動運転車両を選択できるようになる。

引け後の時間外取引でGMの株価は1.3%上昇。一方、ウーバーは1.5%下落した。

ウーバーは昨年10月以降、アルファベット傘下ウェイモとの提携を通じてアリゾナ州フェニックスで無人運転車を提供している。ウェイモは約700台の車両を保有し、米企業として唯一、無人タクシーを有料で運行している。

サンフランシスコで昨年起きた事故を受けて走行停止を余儀なくされたクルーズはサービス再開を目指しており、今年に入り運転手を乗せた状態で試験を再開した。