米30年物住宅ローン金利、23年5月以来の低水準=フレディマック

AI要約

米国の住宅ローン平均金利が2023年5月以来の水準まで下がった。

需要を喚起するには金利がさらに1%ポイント低下する必要があるとの見方もある。

今後の経済指標次第で金利が引き続き鈍化する可能性もある。

米30年物住宅ローン金利、23年5月以来の低水準=フレディマック

Makailah Gause

[ニューヨーク 22日 ロイター] - 米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)が発表した22日までの週の30年物住宅ローン平均金利は6.46%と、2023年5月以来の水準に下がった。ただ、住宅市場の需要が大幅に改善するには、さらに低下する必要がある可能性があるとみられる。

前週は6.49%、前年同期の週平均は7.23%だった。

フレディマックのチーフエコノミスト、サム・カーター氏は、今後の経済指標が軟化傾向となれば、金利が年末にかけまで引き続き鈍化することを示唆すると言及。金利は着実に低下しているものの、「潜在的な住宅購入者の意欲を促すほど十分ではない。需要を喚起するには、さらに1%ポイント低下する必要があることが予想される」と述べた。