驚異の最低地上高420mmで乗り降り大変…… 特殊な[ランクル70]が日常では不便すぎたワケ

AI要約

日本ではコンパクトSUVが人気だが、最低地上高が高い&最小回転半径が大きい車種も存在する。

三菱パジェロエボ、フォードエクスプローラー、トヨタランドクルーザー70ピックアップ、ジープラングラーアンリミテッドなどがその例。

また、プリンスロイヤルやトヨタセンチュリーロイヤルは御料車専用で一般販売されず、存在感が際立つ。

驚異の最低地上高420mmで乗り降り大変…… 特殊な[ランクル70]が日常では不便すぎたワケ

 日本では場所にもよりけりだが、コンパクトSUVが一番多く通ったのではなかろうか。そう日本は今空前絶後のコンパクトSUVブームを迎えているのだ!!が、寧ろここではあえて最低地上高が高い&最小回転半径が大きいという、規格外サイズのクルマをご紹介していく。

※本稿は2024年7月のものです

文:ベストカー編集部/写真:日産、トヨタ、ベストカー編集部 ほか

初出:『ベストカー』2024年8月10日号

 ●三菱 パジェロエボ(1997年):245mm

 ここのクルマこそ道なき道をも走れるタフなクルマたち。どのモデルも高性能で走破性に優れた4WDが組み合わされているため、いつでもどこでも走れる!!

 ●フォード エクスプローラー(2016年):265mm

 ●トヨタ ランドクルーザー70ピックアップ(2014年):7.2m

 ●ジープ ラングラーアンリミテッド(2011年):7.0m

 最小回転半径が小さいほど取り回しがいい。ここのクルマはその真逆。担当的には6m超えのクルマはできることなら運転したくない。

 プリンスロイヤル、その後を継いだトヨタ センチュリーロイヤルは、ともに御料車専用で一般への販売、納入はいっさいなし。マニアならずとも垂涎の一台だ。

 デカさだけではない威厳、存在感は一般ユーザー向けのクルマとは雲泥の差と言っていいだろう。日本のセダン系モデルの頂点に君臨する至宝だ。