実は[ヴェゼル]より小さかった[ホンダエレメント]!! 令和のコンパクトSUVとして復刻販売望む!!

AI要約

ホンダエレメントの個性的なデザインとサイズの魅力について。

過去にはヒットしなかったが、現代でも斬新さを保っていること。

現行のSUVと比較しても遜色ないサイズである点。

実は[ヴェゼル]より小さかった[ホンダエレメント]!! 令和のコンパクトSUVとして復刻販売望む!!

 SUV真っ盛りの今思う。「エレメント、登場が早すぎたね~!」と。このクルマ、2003年から2年と少しだけの日本での販売で、ヒットとはいかなかった。が、「四角いカタチで、観音開きドアで、ギア感あふれる内外装」なSUVとして、そりゃもう個性の塊ですよ。当時、デカいと感じたサイズも、ヴェゼルより小さい全長4300mm!!このままのスタイルで(中身は最新装備を搭載)、令和版エレメント出せば、人気者になるんじゃない。マジで!!

 文:ベストカーWeb編集部/写真:ホンダ、ベストカーWeb編集部

 クルマがどんどん丸みを帯びている今、上の画像を見ただけで「四角いね~」と率直に感じるホンダエレメント。今見ても当時も、強い個性は変わらず!

 ホンダのアメリカ法人でデザイン、生産され、アメリカからの輸入として販売。そのアメリカでは日本導入前の2002年から販売されていた。

 そして、エレメントのコンセプトは「ライフガード・ステーション」。海辺にある、ライフセーバーが海水浴する人やサーファーたちを見守る基地(小屋)。

 当時のアメリカの若者にとって、ライフガード・ステーションは自由な生き方の象徴であり憧れの対象。だからして、エレメントも「自由な生き方全開!!」なクルマ。

 その表れが、まずはデザイン!基地らしく、塊感のある四角いカタチは他に似るものがなくインパクトにあふれている。ボディ下部に新開発の樹脂製パーツをはめ込んだデザインも、ギア感がみなぎっており、2003年当時は斬新だった(今見ても斬新ですけどね!)。

 さらに、センターピラーレスボディ構造による両側観音開きドアに、上下に開くリアゲートにも自由さがあふれているッ!特に観音開きドア。上の画像でもわかるように、開口部は高さ1140mm、幅が1550mmと超絶広い。もうね、野球のキャッチボールができちゃう!

 この風通しのよさは、ライフガード・ステーションというより日本の「海の家」に近い感覚かも。この車内でカレーライスとかき氷を食べたいね~!

 そして、筆者が「令和版エレメントを出してほしい」と渇望しているワケは、このクルマのサイズ。全長4300×全幅1815×全高1790mmと、今思えばさほど大きくないサイズ感がいい。とっても素晴らしい!

 2003年当時は「デカい。やっぱアメリカ製だね」と思っていたが、どんどんクルマが大きくなる昨今、エレメントのサイズ感はちょうどいい頃合いにも感じる。

 なにせ、ホンダSUVの超人気者、現行ヴェゼルが全長4340×全幅1790×全高1580mmなので、ざっくり言うなら「ヴェゼルとほぼ同じサイズ感」(全長が40mm短いのは驚き!)。

 つまり、今の基準のカテゴリー別でいうと「エレメントはコンパクトSUV」になるということ!!四角いカタチだし、これはもう、運転しやすいこと間違いなし!