〔東京株式〕軟調=円高嫌気(19日後場寄り付き)

AI要約

日経平均株価は、前週末比138円08銭安の3万7924円59銭で後場取引を開始し、軟調な展開となっている。輸出関連株の一部が売られる中、円高方向への為替動向も影響している。

前場終了時点では、日経平均株価は前週末比15円50銭安の3万8047円17銭と小幅下落。利益確定売りや戻り売りの影響を受けながらも、投資家心理改善でほぼ横ばいとなった。

業種別株価指数では、鉱業や機械が下落し、鉄鋼や海運業が上昇。スタンダードTOP20は小幅上昇し、グロース250とグロースCoreも続伸している。

 (後場寄り)日経平均株価は、前週末比138円08銭安の3万7924円59銭で後場の取引を開始した。前場の流れを引き継ぎ、軟調となっている。前週の大幅上昇に対する下落や、前週末に比べ為替が円高方向に振れていることから輸出関連株の一部などが売られている。

 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価の取引は、前週末比15円50銭安の3万8047円17銭と小幅下落して終了した。前週続伸した反動による利益確定売りや、大幅下落から回復したことによる戻り売りに押されたが、投資家心理改善による買いも入りほぼ横ばいとなった。東証株価指数(TOPIX)は、1.37ポイント安の2677.23。

 50%の銘柄が値下がりし、47%が値上がりした。出来高は7億7379万株、売買代金は1兆8493億円。

 業種別株価指数(33業種)は、鉱業、機械、小売業などが下落。鉄鋼、海運業、情報・通信業などが上昇した。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅上昇。出来高1億8638万株。

 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに続伸。

 (9時55分)日経平均株価は、寄り付き後に半導体株などが主導し一時前週末比300円超下落した。しかし、その後は一時プラス圏に転じるなど前週末終値近辺に値を戻している。市場参加者からは「きょうは方向感なく、前週末終値をはさんだ動きとなるのではないか」との声が聞かれた。

 (寄り付き)午前の日経平均株価は前週末比198円91銭安の3万7863円76銭と下落して始まった。前週末に大幅上昇した反動などで幅広い銘柄で売りが先行し、寄り付きから3万8000円台を割り込んだ。