新しいアウディRS3登場 最後の5気筒エンジン搭載へ

AI要約

アウディが48年の歴史を持つ5気筒エンジンを生産中止とし、新モデル「RS3」を発表。

RS3はセダンとスポーツバックの2種類のボディ形状を設定し、エクステリアやインテリアを充実させた。

400psを誇る2.5リッター直列5気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、日本導入時期は未定。

新しいアウディRS3登場 最後の5気筒エンジン搭載へ

48年の歴史期に幕を閉じる。

8月20日、アウディは、「RS3」の改良モデルを発表した。

新しいRS3は、セダンと「スポーツバック」と呼ぶ2種類のボディ形状を設定。エクステリアは、フロントスプリンターやシグネチャーライト(LED)、サイドエアインテークのデザインを変更し、よりスポーティさを増した。

インテリアは、ナッパレザーを使った新しいバケットシートを装備。RS3専用デザインのステアリングも新しいデザインとし、機能性を高めた。ほかはベースとなるA3シリーズ同様に、エアアウトレットやシフトセレクターの形状が見直された。

シャシー面では、トルクベクタリング機能のチューニングによって、コーナリング時のスピードと安定性が向上したという。搭載するエンジンは2.5リッター直列5気筒ガソリンターボで、400psを誇る最高出力といったパワーなどに変更はない。トランスミッションはツインクラッチタイプの7ATで、駆動方式は4WDのみ。

なお、アウディが1976年より手がけてきた5気筒エンジンは、今回のRS3をもって、生産中止となる。

新しいRS3の日本導入時期は未定。