アウディの高性能コンパクト『RS 3』新型発表、5気筒ターボは400馬力に

AI要約

アウディは、新型『RS 3』を発表。スポーツバックと4ドアセダンが用意され、スポーティな外観と性能で注目を集める。

車両のコーナリング性能が向上し、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェで記録更新。内装も高品質でスポーティなデザインを採用。

最高出力400psの2.5リットル直列5気筒ガソリンターボTFSIエンジンを搭載し、力強い走りを実現する。

アウディの高性能コンパクト『RS 3』新型発表、5気筒ターボは400馬力に

アウディは8月20日、『A3』シリーズの頂点に立つ高性能モデル『RS 3』の新型を欧州で発表した。4ドアセダンと5ドアハッチバックの「スポーツバック」を設定する。

アップグレードされたこのコンパクトなトップモデルは、よりスポーティな外観と性能を誇る。フロントの強いラインやモータースポーツデザインのホイール、RSバケットシートなどがそのスポーティさを視覚的に強調している。5気筒エンジンの特徴的なエキゾースト音も、車のダイナミズムを一層引き立てる。

最適化されたシャシー設定、新しいタイヤの組み合わせにより、RS 3はコーナリング性能が向上。ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェで7分33秒123の新記録を達成した。ドライバーは、向上した走行ダイナミクスと高品質な素材を感じることができるという。

外観では、六角形のシングルフレームとボリュームのあるグリルが特徴。フロントのエアインテークやデイタイムランニングライトも新たにデザインされ、車のパフォーマンスを強調している。リアもモータースポーツを意識したデザインで、RS専用のディフューザーや大きなテールパイプを装着した。

内装は暗い色調で統一され、フラットトップとフラットボトムのステアリングホイールやRSバケットシートが装備されている。新しい照明機能やカーボン素材の装飾も追加された。

新型RS 3は、2.5リットル直列5気筒ガソリンターボTFSIエンジンを搭載し、最高出力400ps、最大トルク500Nmを発揮する。0-100km/h加速は3.8秒、最高速度は290km/hに達する。このエンジンは、独特の1-2-4-5-3の点火順序により、力強いリズムとキャラクターを持ち、ツインRSエキゾーストシステムがその音をさらに強調している。