米7月住宅着工6.8%減 2カ月ぶりマイナス

AI要約

米国の7月の住宅着工件数は前月比6.8%減の123万8千戸で市場予想を下回る結果となった。

一戸建ての着工件数は14.1%減の85万1千戸で、集合住宅は堅調だった。全体の着工件数は前年同月比で16.0%減少した。

地域別では、北東部が大きく伸びる一方で、南部、西部、中西部は減少傾向にあった。建設許可件数も市場予想を下回る結果となった。

 【ワシントン共同】米商務省が16日発表した7月の住宅着工件数(速報、季節調整済み)は年率換算で前月(改定後)より6.8%減の123万8千戸だった。マイナスは2カ月ぶりで、市場予想の133万戸程度を大きく下回った。

 主力の一戸建てが14.1%減の85万1千戸だった。集合住宅は引き続き堅調だった。全体の着工件数の前年同月比は16.0%減だった。

 地域別でみると、北東部が前月比42.6%増と大きく伸びたが、最大市場の南部が13.6%減ったほか、西部は12.0%減、中西部も1.7%減だった。

 着工件数の先行指標となる建設許可件数は4.0%減の139万6千戸で、市場予想を下回った。