UBSが20億ドル不動産ファンド清算へ、オフィス市況低調で

AI要約

スイスの金融大手UBSが、約20億ドル規模の不動産ファンドを清算すると発表。商業用不動産市場の低迷が投資家の資金引き揚げを加速している。

UBSの清算対象ファンドは、オフィスを中心としたもので、償還要求があったが資産売却が難しい状況にあるためファンド全体の清算を選択。

清算されるのは「クレディ・スイス不動産ファンドインターナショナル」で、市場価値の低下が続いていた。投資先の多くは米国のオフィスで、投資配分も記録されていた。

UBSが20億ドル不動産ファンド清算へ、オフィス市況低調で