ルノーの爆売れSUVが早くもビッグマイチェン、内外を大刷新!

AI要約

ルノーの人気クロスオーバーSUV、Australの改良新型プロトタイプが初めてカメラに捉えられた。

競争が激化するC-SUVセグメントで、オーストラルはビッグマイナーチェンジを行う必要がある。

プロトタイプではフロントエンドやリヤセクションのデザインが変更され、1.2L Tecフルハイブリッドへの置き換えも観測される。

ルノーの爆売れSUVが早くもビッグマイチェン、内外を大刷新!

フォルクスワーゲン ティグアンをはじめ様々な車種がしのぎを削り、過熱する一方のC-SUVセグメント。その中でも好評を博しているルノーのミッドサイズ・クロスオーバーSUV、Austral(オーストラル)の改良新型プロトタイプをカメラが初めて捉えた。

ラテン語で「南」を表す「Australis」に由来して付けられたオーストラルは、2022年3月にカジャーの後継モデルとして登場、その後ヨーロッパで驚異的な販売数を達成し、同ブランドの中心モデルへと成長しているが、早くもビッグマイナーチェンジが執行されるようだ。

オーストラルが属するC-SUVセグメントは過熱しており、フォルクスワーゲン ティグアンを始め、起亜(キア)スポーテージ、ヒョンデ ツーソンなどのライバルが存在している。オーストラルは市場に出てからまだ 2 年ほどしか経っていないが、競争力を高めるのは必至だろう。

南ヨーロッパの路上で捉えたプロトタイプは、厳重なカモフラージュだが、いくつか変更点がみられる。フロントエンドでは、ヘッドライト内のLEDデイタイムランニングライトが下部へ移動、クリオ、キャプチャー、ラファールのようなブーメラン型になると予想される。

ボンネットも新設計され、グリルからはみ出しフードに食い込んでいたエンブレムは削除され、ボンネットはシンプルでまっすぐな先端を持たせている。エンブレムを分離させるのは軽い衝突後の修理費用の削減に役立つだろう。

リヤセクションも刷新予定で、LEDテールライトのグラフィックがアップデートされる。キャビン内では、レターボックス形式のデジタルゲージパックと、垂直に取り付けられた中央のタッチスクリーンを組み合わせた、ルノーの最新デザインのダッシュボードが採用されているため、内装の変更はおそらく小さなトリムの変更に限定されるだろう。

ボンネットの下では、1.3L TCe直列4気筒マイルドハイブリッドを廃止し、より強力な1.2L Tecフルハイブリッドに置き換えられる可能性がありそうだ。

オーストラル改良新型のワールドプレミアは、2025年前半と予想される。