全長4.7mの人気ミドルSUV アキュラ新型「RDX」米国登場 2025年モデルは内外装をリフレッシュして新技術も採用

AI要約

アキュラRDXの2025年モデルが発表された。

新しいスタイリングや装備の改善が行われた。

パワートレーンや安全性能も向上し、アメリカ製の優れたクルマに選ばれた。

全長4.7mの人気ミドルSUV アキュラ新型「RDX」米国登場 2025年モデルは内外装をリフレッシュして新技術も採用

 北米ホンダは2024年8月7日、アキュラ「RDX」の2025年モデルを発表しました。

 RDXは、ホンダのラグジュアリー ブランドである「アキュラ(ACURA)」のミドルサイズSUVです。

 初代は2006年にデビューし、現行型は2018年に登場した3代目になります。日本には導入されていません。

 全長4759mm×全幅1899mm×全高1668mm、ホイールベースは2750mmというボディサイズとなっています。

 2025年モデルでは、まずスタイリングが強化されました。フロントグリルはフレームレスのダイヤモンド ペンタゴン(五角形)グリルと、よりアグレッシブなグリルメッシュが最新のアキュラ デザインの方向性を示しています。

 標準仕様では、プレミアムグロスブラックのエクステリアトリムでさらに区別化され、アドバンスパッケージ付きのRDXは、ボディ下部のトリムがボディとは別カラーになり、ベルリナブラックマシン仕上げのマルチスポーク19インチホイールを装着しています。

 RDX Aスペック(以下、Aスペック)と、アドバンスパッケージ付きAスペックは、エクステリアのブラックアウト処理が増え、新しい20インチホイールや「A-Spec」バッジを装着し、よりスポーティな外観を望むユーザーに好まれています。

 エクステリアで注目を集める、新しいベルリナブラックマシン仕上げの20インチホイールは、アドバンスパッケージ付きAスペック専用です。Aスペックは、独特のシャークグレー仕上げの新しい10スポークホイールデザインが特徴的です。

 キャビンでは、ストレージの増加、より大きなカップホルダー、スマートフォンのワイヤレス充電器を使いやすく再設計されたセンターコンソールなど、デザインや機能を改善しています。

 さらに、標準装備の10.2インチHDセンターディスプレイは、これも標準装備されるApple CarPlayとAndroid Autoをワイヤレスでリンクする、新しいワイドスクリーンモードを備えています。

 アドバンスパッケージとアドバンスパッケージ付きAスペックでは、フルレザー張り内装、センターコンソールにアンビエント照明を追加、グリルの後ろに照明付きの前後ドア スピーカーコーンを備えています。

 その他の主な変更点を挙げておきましょう。

 ヘッドランプはLEDの「ジュエルアイ」で、「シケイン」状のLEDデイタイムランニングランプも備えています。

 パワートレーンは、272hp/6500rpmと380Nm/1600-4500rpm(いずれもSAE)を発生するターボチャージャー付き2.0L VTECエンジンにスポーツチューニングされた10速ATを組み合わせ、このスペックはクラストップレベルのものです。

 駆動方式は、トルクベクタリングを備えたSH-AWD(スーパーハンドリング オールホイールドライブ)と呼ばれる4WDで、最大70%のトルクを後輪に伝え、そのすべてを外側に送ることで、優れたライントレース性を実現します。

 ドライブモードは、スノー/コンフォート/ノーマル/スポーツの4モード統合ダイナミクスシステムを採用しています。

 16スピーカー、710WのELS スタジオ 3D プレミアムオーディオも設定されています。

 独自の高剛性ボディと高度な安全運転支援技術「アキュラ ウオッチ」も搭載しています。

 2025年モデルとなったアキュラ RDXは、オハイオ州のイーストリバティ工場で、アキュラ MDXとともに製造されています。

 また、アキュラ RDXは今年6月、Cars.com によって「アメリカ製の優れたクルマ トップ10」の1台に選ばれています。