NY株、一時500ドル高 米指標良好で買い先行

AI要約

ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は15日に続伸し、一時500ドルを超える上昇となった。

米商務省が7月の小売売上高が前月比1.0%増となったことで、市場の予想を上回る伸びを示し、米消費の堅調さを示唆している。

朝方の結果を受けて米経済の減速懸念が和らぎ、買い注文が先行した。現在はダウ工業株30種平均が上昇している。

 【ニューヨーク共同】15日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日終値と比べた上げ幅は一時500ドルを超えた。

 米商務省が朝方発表した7月の小売売上高が前月比1.0%増と2カ月ぶりのプラスとなった。金融市場の予想を大幅に上回る伸びを示したことから、米消費の堅調さを示唆する結果との受け止めが広がり、米経済の減速懸念が和らいで買い注文が先行した。

 午前10時現在は前日比386.52ドル高の4万0394.91ドルを付けた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は210.02ポイント高の1万7402.62。