ANAの「パリ五輪向け臨時便」でSNS歓喜の事態発生! 「まさかこんな日が来るとは…」な機体が担当

AI要約

ANAが2024年8月12日に成田~パリの臨時便を設定した。このフライトには特別塗装機「ANA Green Jet」が担当され、航空ファンの間で注目を集めた。

「ANA Green Jet」は環境配慮をアピールするためのプロジェクト「ANA Future Promise」の一環で採用されており、CO2排出量削減や植物由来素材の使用などで他の機体とは異なる特徴を持つ。

この特別塗装機は普段は羽田発着の国際線で運用されているため、成田での運行はレアな出来事であった。

ANAの「パリ五輪向け臨時便」でSNS歓喜の事態発生! 「まさかこんな日が来るとは…」な機体が担当

 ANA(全日空)が2024年8月12日、成田~パリの臨時便を設定しました。これは2024年8月11日をもって閉会した、第33回夏季オリンピック競技大会からの帰国需要にこたえたものと見られます。そしてSNS上の一部の航空ファン間で、このフライトがあてがわれた機体について、少し話題を呼んでいます。

 担当した機体は、ボーイング787-9国際線仕様機「JA871A」です。この機は、通常2色のブルーが入った尾翼デザインをトレードマークとするANA機のなかで、2色の緑の尾翼をまとった異色の特別塗装機「ANA Green Jet(ANAグリーンジェット)」だったのです。

 ANAがこの機体をパリからの臨時便にあてがったことについてSNSでは、「成田で『ANA Green Jet』を見れる日が…」といった投稿も。この機は普段羽田発着の国際線にあてがわれることがスタンダードであるため、今回の運用はその意味でもレアだった模様です。

 なお、「ANA Green Jet」は持続可能な社会の実現と企業価値向上を目指し立ち上げたプロジェクト「ANA Future Promise」の取り組みをアピールする目的で採用されました。機体にはCO2排出量削減に向け、“サメ肌効果”が得られるという「リブレット技術」を用いたフィルムが貼り付けられているほか、ヴィーガンレザー(植物由来の成分を使用した人工皮革)を使用した座席のヘッドレストカバーを採用するなど、ほかのANA機とは異なるものになっています。なお、「ANA Green Jet」は2機のみで、もう1機は国内線仕様機となっています。