東京証券取引所・プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…日経平均は1,000円超の大幅上昇も、値下がり率2位の銘柄は円安の「負の側面」が直撃【昨日の株価】

AI要約

株式市場での個別株式の騰落率ランキングが2024年8月13日に発表された。

上昇率トップはTREホールディングスであり、好業績や業績予想の据え置きによる期待が背景にある。

一方下落率トップはカーリットホールディングスであり、想定外の減益決算が株価を押し下げた。

東京証券取引所・プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…日経平均は1,000円超の大幅上昇も、値下がり率2位の銘柄は円安の「負の側面」が直撃【昨日の株価】

東証プライム市場に上場している個別株式について、2024年8月13日(火)の騰落率ランキングをお伝えします。

1位:TREホールディングス〈9247〉……前日比+251円(+21.27%)

【売買材料】

8月9日(金)取引時間終了後、25年3月期第1四半期の連結決算にて増収増益を発表。また、営業利益は前年同期比97.2%増と、大幅な増益によって上期(4月~9月)計画の進捗率は約65%にまで達した。こうしたなか、上期および通期の業績予想を据え置いたこともあり、今後の上方修正期待などを背景に株価は大幅続伸

2位:I-ne〈4933〉……前日比+300円(+20.78%)

【売買材料】

8月9日(金)取引時間終了後に発表した「株主優待制度の導入」が材料視された模様。

3位:円谷フィールズホールディングス〈2767〉……前日比+300円(+20.56%)

【売買材料】

8月9日(金)取引時間終了後、25年3月期第1四半期の連結決算を発表。大幅な増益が買いを誘った模様。

1位:カーリットホールディングス〈4275〉……前日比-136円(-11.15%)

【売買材料】

8月9日(金)取引時間終了後、25年3月期第1四半期の決算を発表。想定外の大幅減益決算が嫌気された模様。

2位:ジャムコ〈7408〉……前日比-147円(-10.85%)

【売買材料】

8月9日(金)取引時間終了後、25年3月期第1四半期の連結決算を発表。増収となった一方、ドル建て支払利息の増加や為替差損益の減少などで純利益が前年同期比-33.7%減。円安の負の影響によるネガティブな決算内容が嫌気された模様。

3位:アトラエ〈6194〉……前日比-71円(-8.83%)

【売買材料】

8月9日(金)取引時間終了後、24年9月期第3四半期決算を発表。通期の連結最終利益を下方修正した点が嫌気された模様。