「これはすごい」! 驚愕の”文字マジック”を持つ旅客便が出現…でもどういうカラクリ?

AI要約

フライトレーダー24の公式Xアカウントがルフトハンザ航空の旅客便を紹介。SNSユーザーからの反応も好評。

IATAの3レターコードと空港名の関連性。フランクフルト空港(FRA)からニース空港(NCE)へのルフトハンザ航空便を例に説明。

日本の空港も例示。話題の福岡空港(FUK)についても触れる。

「これはすごい」! 驚愕の”文字マジック”を持つ旅客便が出現…でもどういうカラクリ?

 世界の航空機をリアルタイムに追跡できるサイト「フライトレーダー24」の公式Xアカウントが、ドイツ・ルフトハンザ航空により運航された、ある旅客便について紹介しています。この投稿を見たSNSユーザーからは、「これはすごい(Thats pretty cool)」「NICE!」といったコメントが寄せられています。

 世界の各空港においては、IATA(国際航空運送協会)がアルファベット3文字で構成された「3レターコード」を定めており、このコードは搭乗券の券面などにも表示されることが多いほか、「フライトレーダー24」でも空港名を示すものとして使用されています。

 このルフトハンザ航空便は、ドイツのフランクフルト空港発、南フランスのコート・ダジュールにあるニース空港行きの便。この3レターコードが、フランクフルト空港では「FRA」、ニース空港では「NCE」とそれぞれ設定されています。そうなると、フライトレーダーのアプリ画面上では「FRA→NCE」、つまり「フランス」の文字が、レーダーの画面上に出現するというわけです。

 ちなみに、この3レターコード、もちろん日本の空港にも設定されています。たとえば羽田空港は「HND」、成田空港は「NRT」など。また、「FUK」のコードを持つ福岡空港発着便では、この3文字が英語でおもに「クソ」という意味などを示す放送禁止ワードと酷似していることから、定期的に話題になることもあります。