【2024上半期 写真蔵トップ10】第9位:フェラーリの新たなフラッグシップ「ドーディチ チリンドリ」

AI要約

フェラーリの新たなフラッグシップモデル、ドーディチ チリンドリの特徴やスペックについて紹介。

エンジンやデザイン、インテリアなどの詳細情報を掲載。

クーペとオープンモデルの両方が日本導入が決定している。

【2024上半期 写真蔵トップ10】第9位:フェラーリの新たなフラッグシップ「ドーディチ チリンドリ」

Webモーターマガジンの夏休み特別企画として、2024年1月から7月に掲載した「写真蔵」から、人気の車種をカウントダウン形式でプレイバック。第9位は、フェラーリの新たなフラッグシップ「ドーディチ チリンドリ」だ。

812スーパーファストの後継モデルとして登場した、ドーディチ チリンドリ。車名はイタリア語で「12気筒」を意味し、その名のとおりフェラーリ伝統のV12エンジンを搭載したフラッグシップ 2シータークーペだ。

フロントミッドシップ搭載される最新進化版の6.5L V12エンジンは、830psの最高出力と678Nmの最大トルクを発生。最高回転数は9500rpmにまで引き上げられ、最大トルクの80%を2500rpmから発生する。これに8速DCTを組み合わせる。

流麗なエクステリアは、SF90から始まった新しいスタイルコードを採用し、クリーンなラインで構成されている。フロントマスクやリアセクションのブラックスクリーンも特徴的だ。車速に応じて可動するアクティブ エアロは、デザインを損なうことなく採用されている。

インテリアも最新のフェラーリ車と同様のデュアルコクピットを採用。長距離のドライブでも、ドライバーにもパッセンジャーにも優れた快適性を提供する。ガラスルーフと一流の素材が広々とした空間と開放感をさらに高めている。ディスプレイは中央とドライバー用に加えて、3つめをパッセンジャーの前に備えている。

なお、クーペのベルリネッタと同時にオープンのスパイダーも日本導入が発表されている。

●全長×全幅×全高:4733×2176×1292mm

●ホイールベース:2700mm

●乾燥重量:1560kg(軽量オプション装備車)

●エンジン:65度V12 DOHC

●総排気量:6496cc

●最高出力:610kW(830ps)/9250rpm

●最大トルク:678Nm(69.1kgm)/7250rpm

●トランスミッション:8速DCT

●駆動方式:フロント縦置きトランスアクスルRWD

●燃料・タンク容量:プレミアム・92L

●最高速度:340km/h

●0→100km/h加速:2.9秒

●0→200km/h加速:7.9秒

●タイヤサイズ:前275/35R21、後315/35R21

●車両価格(税込):5674万円~