シャープ、営業損失58億円 2年連続の赤字

AI要約

シャープが2024年4~6月期の連結決算を発表。営業損益は58億円の赤字で、2年連続の赤字となった。主な要因は中小型液晶パネル事業が不振と円安の影響。海外で生産した家電の国内販売利益も減少。

純損益は12億円の赤字で、前年比の黒字から大幅悪化。売上高は1.7%減の5319億円になった。

 シャープが9日発表した2024年4~6月期の連結決算は、本業のもうけを示す営業損益が58億円の赤字だった。赤字は2年連続。スマートフォン向けなどの中小型液晶パネル事業の不振が響いた。外国為替相場が円安基調で推移したことも影響した。海外で生産した家電を国内で販売する際の利益が減少した。

 24年4~6月期の純損益も12億円の赤字。前年同期は55億円の黒字だった。売上高は1.7%減の5319億円となった。