マッシュのロープレ大会、3362人の頂点は「神様みたいな笑顔」の3年目スタッフ

AI要約

マッシュホールディングスは1日、自社販売員の接客ロールプレイング大会の決勝戦を東京・麹町の本社で実施した。10人が出場し、ルミネ新宿2店の小林史佳さんが1位に輝いた。

小林さんは新卒で入社し、2度目のエントリーで初の決勝進出。審査員からはヒアリングや提案力が高く評価された。

他の入賞者や大会の歴史についても紹介しており、近藤社長からは今後の期待も述べられた。

マッシュのロープレ大会、3362人の頂点は「神様みたいな笑顔」の3年目スタッフ

マッシュホールディングスは1日、自社販売員の接客ロールプレイング大会の決勝戦を東京・麹町の本社で実施した。ファッション、ビューティ、飲食などの現場で働く、各地区の予選を勝ち抜いた10人(本来は12人だが、2人が体調不良により欠場)が出場し、「スナイデル(SNIDEL)」ルミネ新宿2店の小林史佳さんが1位に輝いた。

小林さんは2021年、マッシュホールディングスに新卒で入社した。入社時から変わらず「スナイデル」の販売員としてキャリアを積んでいる。接客ロールプレイング大会へのエントリーは2度目で、今回が初めての決勝進出となった。近藤広幸社長は「神様みたいなとんでもない笑顔で出てきて、ド肝を抜かれた。開始30秒でファンになった」と小林さんの表情を高く評価した。審査員として参加したトヨエダコンサルティングの豊枝享子さんも「特に顧客へのヒアリングと提案力が素晴らしかった。ヒアリングは販売員が欲しい情報を顧客にひたすら聞き出す、ぎこちない会話運びになってしまいがち。小林さんは持ち前の共感の姿勢でスムーズに話を引き出し、顧客も楽しみながら接客を受けている様子が印象的だった」と優勝の理由を分析した。

小林さんは優勝した感想を「名前を呼ばれるとしてももっと前(2~5位)だと思っていたので諦めの気持ちと、自分の力を出し切った自負があったのでそれがうまく結果に繋がればという期待で、感情がごちゃ混ぜだった。まずは応援してくれて練習に手伝ってくれた周囲の方々に感謝を伝えたい」と話した。所属するルミネ新宿2店は全国でも随一の忙しい店舗だが、「じっくり顧客との時間を作ることが難しい環境だからこそ、接客の時間を大切にして売り上げに貢献したい。接客について今いる店舗のスタッフに自分が教えられることは伝えていき、ゆくゆくは店長になることを目指している」と続けた。

2位は「セルヴォーク(CELVOKE)」西武池袋本店の高嶺知美さん、3位は「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」ららぽーと東京ベイ店の黒川里香さん、4位は「フレイ アイディー(FRAY ID)」ルミネ有楽町店の前あづささん、同率5位は「コスメキッチン」岡山一番街店の坂本遥さん、「パリヤ(PARIYA)」渋谷スクランブルスクエア店の坂本樹莉さんが入賞した。

今回で接客ロールプレイング大会は第10回目を迎え、参加者は3362人に及んだ。近藤社長は「僕はここに出場してくれる社員たちの大ファン。マッシュを作ってよかったなと年に何回か痛感する貴重な機会の一つだ。ぜひ来年も来てくれたら嬉しい」と出演者たちへの期待を述べた。