「コンバース」が日本初の旗艦店をオープン 野村訓市の「トリップスター」が店舗設計

AI要約

日本初のコンバース旗艦店が東京・原宿にオープンした。135㎡の売り場面積を持ち、幅広いラインアップが魅力。

トレックウェーブ、U.S.オリジネーター、オールスターライトなど様々なシリーズが揃い、直営店限定グッズも展開中。

内装はバスケットボールのエッセンスを取り入れ、体育館の床やコートを模したデザインが施されている。

「コンバース」が日本初の旗艦店をオープン 野村訓市の「トリップスター」が店舗設計

「コンバース(CONVESE)」はこのほど、日本初となる旗艦店を東京・原宿のジャパン社1階にオープンした。ワンフロアで、売り場面積は135㎡。

ラインアップを一挙に手に取れるのが旗艦店の魅力だ。街でよく見かける、トレッキングシューズのソールを組み合わせたような、厚底の“トレックウェーブ”シリーズや、ビンテージ感が特徴の“U.S. オリジネーター”、軽量モデルの“オールスターライト”、ランニングシューズの“コンバース ランニング”、アーカイブコレクションのデザインに機能性を加えた“スタークルーザー”、インバウンド客に好評だという国産の“オールスター”など、色も形もサイズも幅広く取り扱う。

直営店限定のグッズも展開し、バンダナ(1650円)や1980~90年代のブランドロゴをあしらったTシャツ(6050円)、アメリカ製のキーホルダー(660円)などをそろえる。すでに抽選販売により完売したが、ブランド50周年を記念したシリアルナンバー入りのハイカットの“ワンスター”(5万5000円)も展示する。

内装は野村訓市らによる設計デザイン事務所トリップスター(TRIPSTER)が手掛けた。バスケットシューズから始まった「コンバース」らしく、至る所にそのエッセンスを取り入れている。入り口のドアは体育館の床をイメージした木製であり、フロアは屋外コートを模してラインを引いたアスファルト。一足ずつシューズを並べる壁面のディスプレーは、ゴールリングをイメージしたものだ。広報担当者は「『コンバース』の由来がバスケットボールにあることを知らない人も多い。オリジンを体感しに来てもらえれば」と話す。