ダイキン、売上高過去最高 インドでの販売網強化

AI要約

ダイキン工業が2024年4~6月期の連結決算を発表し、売上高は14.3%増の1兆2510億円で過去最高を更新。一方、純利益は21.4%減の630億円となった。

空調事業は日本や米国、アジア地域で好調に推移し、商品開発や販売強化を進める方針。一方、欧州ではヒートポンプ暖房の需要が減少し、減益となった。

25年3月期の連結業績予想は、売上高が4兆5400億円、純利益は2670億円との見通しを維持。

 ダイキン工業が6日発表した2024年4~6月期の連結決算は、売上高が前年同期比14.3%増の1兆2510億円で4~6月期として過去最高を更新した。純利益は21.4%減の630億円だった。インドでの販売網強化などで増収を確保した一方、欧州では空気中の熱を有効利用するヒートポンプ暖房の需要が減少した影響などで減益となった。

 空調事業は日本や米国、アジア地域で堅調に推移した。住宅用エアコンの需要回復が遅れるなど厳しい状況が続くと予想するが、各地域で商品開発や販売強化に注力する方針。

 25年3月期の連結業績予想は、売上高が4兆5400億円、純利益は2670億円との見通しを据え置いた。