中国バイトダンス、動画生成ＡＩ公開 オープンＡＩなどに対抗
AI要約
中国の字節跳動が人工知能アプリを提供拡大したことが分かった。
米オープンＡＩに触発され、中国企業も動画生成ＡＩを開発し始めている。
中国の動画アプリ企業が人工知能を活用した新アプリを相次いでリリースしている。
[北京 ６日 ロイター] - 中国系短編動画投稿アプリ「ＴｉｋＴｏｋ（ティックトック）」などを傘下に持つ字節跳動（バイトダンス）が、テキストプロンプト（文章による指示）を基に動画を生成する人工知能（ＡＩ）アプリの提供を拡大したことが分かった。
米オープンＡＩが２月に動画生成ＡＩ「Ｓｏｒａ（ソラ）」を発表して以降、中国企業は同様のツールを相次いで開発し、一部モデルは一般ユーザーも利用可能になっている。ソラはまだ一般に提供されていない。
バイトダンスの子会社が開発した「即夢ＡＩ」 は７月末にアンドロイドでリリースされたのに続き、ロイターが６日に確認したところ、アップルのアプリストアでも中国のユーザーによる入手が可能になった。
動画アプリを手がける中国の快手科技（クアイショウ）も７月下旬、テキストから動画を生成する「Ｋｌｉｎｇ ＡＩ」を公開。ベータ版は世界中で利用可能で、メールアドレスがあれば登録できる。
