限定車そんなに出てたの!? [NDロードスター]が[マツダ]から愛されすぎた件

AI要約

NDロードスターの歴史的な限定車を振り返る。2017年に初代NAロードスターのメインカラーであるクラシックレッドが限定色として登場。2017年12月にはRED TOPモデルも登場し、2018年7月にはCaramel Topモデルが発売された。

これらの限定車はベースがSレザーパッケージで、それぞれ特別なカラーやインテリアが施されており、価格設定もお手頃だった。

NDロードスターのモデルライフが10年に迫る中、これらの特別仕様車はファンにとって記念すべき存在となっている。

限定車そんなに出てたの!? [NDロードスター]が[マツダ]から愛されすぎた件

 2024年1月から販売を開始した大幅商品改良を受けたロードスター。現行ND型は2015年に登場しているから、そのモデルライフはもうすぐ10年になろうとしている。それだけにここまで数々の限定車や特別仕様車が登場した。今回はそんなNDロードスターの記念的なモデルたちを振り返ってみよう。

 文:西川昇吾/写真:ベストカーWeb編集部

 2017年に登場した限定色がクラシックレッドだ。1月13日から2月28日までの期間限定で販売された。初代NAロードスターのメインカラーとして採用されたクラシックレッド。

 1989年2月のシカゴモーターショーの初お披露目でもこのカラーが採用されていて、まさにロードスターの歴史の始まりのカラーと言える。

 このボディカラーを最新の水性塗装技術である「アクサテック塗装」で忠実に再現したカラーを限定カラーとしてNDロードスターに設定したのだ。

 この限定カラーは台数の制限などはアナウンスされておらず、価格も通常のオプションカラーと同じような32,400円高となっていて、求めやすい限定モデルであったと言える。

 2017年12月から販売された商品改良モデル。このモデルで設定された特別仕様車が「RED TOP」だ。ソフトトップにダークチェリーカラー、インテリアにオーバーン(赤褐色)を採用。

 また、通常モデルではブラックのドアミラーであるところを、ボディカラーと同色のドアミラーとなっているほか、ホイールは高輝度塗装の16インチアルミホイールで、ナッパレザーシートを採用していた。

 販売期間は2018年3月31日の注文までで、価格はベースとなったSレザーパッケージと同じ304万5,600円(6MT)/315万3,600円であった。他とはカラーコーディネートが楽しめた限定モデルだ。

 2018年7月販売モデルで行われた商品改良では、「Caramel Top(キャラメル・トップ)」が特別仕様車として設定された。

 レッドトップ同様にSレザーパッケージをベースに、ブラウンカラーのソフトトップ、スポーツタンのインテリアを採用していた。なお、ドアミラーとホイールはレッドトップと同じような内容だ。

 こちらもベースとなったSレザーパッケージと同じ価格で309万4,200円(6MT)/320万7,600円の価格設定であった。