米家計債務、第2四半期は0.6%増 延滞率は変わらず=NY連銀
米家計債務は第2四半期に0.6%増の17兆8000億ドルだった。延滞率は安定し、借り手が健全であることを示す。
債務水準はコロナ禍前より3700億ドル多い。
住宅ローン残高は77億ドル増の12兆5200億ドルで、自動車ローンとクレジットカード残高も増加。
[6日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀が6日発表した報告書によると、第2・四半期の米家計債務は0.6%増の17兆8000億ドルだった。延滞率は安定的に推移し、借り手がなお健全な状況である様子も示した。
債務水準はコロナ禍前を3兆7000億ドル上回る。
延滞率は3.2%で、前四半期から変わらず。引き続きコロナ禍前の4.7%を下回っている。
住宅ローン残高は770億ドル増の12兆5200億ドル。自動車ローン残高は100億ドル増、クレジットカード残高は270億ドル増の1兆1400億ドルだった。