野生イノシシで豚熱 青森で初確認

AI要約

青森県階上町で死んだイノシシ1頭が豚熱に感染していたことが判明した。

県内での野生イノシシの感染は初めてで、これまで飼育されているブタでの感染例はない。

10キロ圏内にある養豚場では異常は報告されていない。

 青森県は6日、階上町で見つかった死んだ野生イノシシ1頭が家畜伝染病「豚熱(CSF)」に感染していたと発表した。

 県によると、同県内での野生イノシシの陽性は初めてで、飼育されているブタでもこれまでに豚熱感染は確認されていない。発見場所から半径10キロ圏内に10の養豚場があるが、異常の報告はないという。