4つのモーターで1000馬力、スペインから電動ハイパーカー『カルメン・サグレラ』が米上陸

AI要約

スペインのイスパノ・スイザは8月1日、米国で8月9日に開幕する「モントレーカーウィーク2024」に、新型電動ハイパーカー『カルメン・サグレラ』(Hispano Suiza Carmen Sagrera)を出展すると発表した。

カルメン・サグレラは、イスパノ・スイザの電動ハイパーカーシリーズの第3弾で、4基の205kWモーターを搭載し、合計1100hpと1160Nmのトルクを発揮する。

新開発の蓄電容量103kWhバッテリーを搭載し、WLTPサイクルでの航続は約100km延び、480kmを実現している。

4つのモーターで1000馬力、スペインから電動ハイパーカー『カルメン・サグレラ』が米上陸

スペインのイスパノ・スイザは8月1日、米国で8月9日に開幕する「モントレーカーウィーク2024」に、新型電動ハイパーカー『カルメン・サグレラ』(Hispano Suiza Carmen Sagrera)を出展すると発表した。

カルメン・サグレラは、イスパノ・スイザの電動ハイパーカーシリーズの第3弾だ。カルメン・サグレラには、4基の205kW(約275hp)モーターを搭載し、合計1100hpと1160Nmのトルクを発揮する。モーターは軸流型永久磁石モーターで、左右の後輪に2基ずつ直列に接続されている。0-100km/h加速は2.6秒で駆け抜ける。

カルメン・サグレラには、新開発の蓄電容量103kWhバッテリーを搭載。このバッテリーには第2世代のリチウムイオンセルパックを採用し、15モジュールに各24セル、合計360セルで構成されている。重量は612kgで、最大750VDC以上の電圧で動作する。

バッテリー容量は80kWhから103kWhに増加し、エネルギー密度が向上したことで、同じ体積内により多くのエネルギーを蓄えることが可能となった。このアップグレードにより、WLTPサイクルでの航続は約100km延び、480kmを実現している。