米ISM非製造業総合指数7月は51.4、4年ぶり低水準から改善

AI要約

米非製造業の総合指数であるISMのPMIが7月に51.4と上昇し、2020年5月以来の低水準から回復した。

新規受注指数は前月から回復し、雇用指数も上昇した。雇用市場の劣化が続いているかどうかは疑問視されている。

価格指数も上昇し、経済活動が徐々に回復している兆候が見られる。

米ISM非製造業総合指数7月は51.4、4年ぶり低水準から改善

[ワシントン 5日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が5日に発表した7月の非製造業総合指数(PMI)改定値は51.4と、6月の48.8から上昇した。6月は2020年5月以来の低水準を付けていた。

ロイターがまとめた市場予想は51.0だった。同指数は50が製造業の活動の拡大・悪化の分岐点となる。

新規受注指数は52.4と、2022年12月以来の低水準だった前月の47.3から回復した。

雇用指数は51.1と、前月の46.1から上昇した。7月の非農業部門雇用者数の減少が労働市場の悪化の始まりを示唆するものではないとの見方を裏付ける可能性がある。

価格指数は57.0と、前月の56.3から上昇した。