ベトナム、新最高指導者にラム国家主席-反汚職運動継続へ

AI要約

ベトナム共産党は最高指導者にトー・ラム国家主席を選出。ラム氏は反汚職運動を継続する考えを示し、官僚主義的な障害の抑制に取り組む意向。

ラム氏は3期目のグエン・フー・チョン氏の任期を務め、2026年初めまで党書記長を務めることになる。

ラム氏は外交政策に変更がないと述べ、反汚職運動は強力に推し進められると表明。

(ブルームバーグ): ベトナム共産党は3日、最高指導者の党書記長にトー・ラム国家主席を選出したと発表した。ラム氏は積極的な反汚職運動を「断固として」継続する一方、経済の下支えに向けて官僚主義的な障害の抑制に取り組む考えを示した。

ラム氏(67)は前任のグエン・フー・チョン氏が先月19日に死去する前日にトップの職務を代行していた。3期目に入っていたチョン氏の残りの任期を務めることになり、次期党大会が開かれる2026年初めまでとなる。

ラム氏は記者会見で、チョン氏が主導した反汚職運動を続けると表明。「この闘争は今後も強力に推し進められるだろう」と述べた。ベトナムの外交政策に変更はないとも言明した。

原題:Vietnam Party Chief to Further Anti-Graft Push, Cut Red Tape (1)(抜粋)

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