国内初の経口中絶薬、無床施設でも

AI要約

国内で初めて承認された人工妊娠中絶のための飲み薬「メフィーゴパック」について、厚生労働省が投与可能な施設を広げる方向で検討している。

国の調査結果によると、承認後に重篤な合併症はなかったことから、現行制度を変更し、無床診療所での投与も可能としたい考え。

今後、厚生労働省の専門家部会で議論が行われる予定だ。

 国内で初めて昨年4月に承認された人工妊娠中絶のための飲み薬「メフィーゴパック」を巡り、厚生労働省が投与可能な施設を広げる方向で検討している。承認後に重篤な合併症はなかったとの国の調査結果を踏まえ、入院可能な医療機関に限定している現行制度を変更し、無床診療所での投与も可能としたい考え。今後、同省の専門家部会で議論する方針だ。