中日本高速道路 環境配慮型コンクリ初採用 脱炭素の取り組み加速

AI要約

中日本高速道路(本社名古屋市)は、北陸自動車道で環境配慮型コンクリートを初めて採用した。

環境配慮型コンクリートは高炉スラグなどの副産物を使用し、CO2排出量を約65%削減できる。

この新技術により、高速道路での脱炭素取り組みが加速されることが期待されている。

中日本高速道路 環境配慮型コンクリ初採用 脱炭素の取り組み加速

 中日本高速道路(本社名古屋市)は、リニューアル工事を進めている北陸自動車道で二酸化炭素(CO2)排出量を削減する環境配慮型コンクリートを初めて採用した。セメントの一部に高炉スラグなどの副産物を使用。1立方メートルで約65%のCO2が抑制できるという。環境配慮型コンクリートは大手ゼネコン(総合建設業)を中心に開発が進むが、高速道路での導入は初めて。新技術により、脱炭素に向けた取り組みを加速する。