トムソン・ロイター、四半期利益は予想上回る AI関連が好調
トムソン・ロイターは第2・四半期決算で市場予想を上回る調整後利益を記録し、売上高も6%増加したことが発表された。
人工知能関連製品の展開が成功を収め、通年の売上高見通しも予想上限の7%増になるという。
主要3部門の売上高が7%増加し、特にAI製品に対する顧客の反応が良好であると報告された。
[1日 ロイター] - ニュース・情報サービスのトムソン・ロイターが1日発表した第2・四半期決算は、調整後利益が市場予想を上回った。売上高も6%増加した。人工知能(AI)関連製品の積極的な展開が奏功した。
通年の売上高見通しは予想上限の約7%増になるとした。
第2・四半期の売上高は17億4000万ドル。ただ、LSEGによる市場予想の17億5000万ドルには届かなかった。
一時項目を除く調整後の1株利益は0.85ドルで、市場予想の0.82ドルを上回った。
スティーブ・ハスカー最高経営責任者(CEO)は、同社の生成AIを含む新たなAI関連製品に対する顧客の反響は心強いと述べた。
法務、税務・会計、法人部の主要3部門の売上高は7%増。ロイターニュース部門も7%の増収だった。