ビクセンの天体望遠鏡「VSD90SS」に大口径レンズ採用の0.71xレデューサー
株式会社ビクセンが8月8日に天体望遠鏡「VSD90SS」鏡筒用の「レデューサーV0.71×」を14万8,500円で発売する。
レデューサーは焦点距離を短縮させF値も変動させ、写野周辺の星像の崩れを抑制する効果がある。
イメージサークルはフルサイズセンサーをカバーし、画像処理の工程を減らすことができる。
株式会社ビクセンは、天体望遠鏡「VSD90SS」鏡筒用の「レデューサーV0.71×」を8月8日(木)に発売する。希望小売価格は14万8,500円。
レデューサーは望遠鏡の焦点距離を短縮させる製品。それによりF値も変動する。「VSD90SS」の付属品「V0.79×」と比較して、焦点距離が495mmから351mmに、F値がF5.5からF3.9になる。大口径レンズを採用し、写野周辺の星像の崩れも抑制した。
周辺減光も極力なくしたとし、後の画像処理の工程が少なくなり作業時間の短縮が期待できるとしている。
イメージサークルはフルサイズセンサーをカバーするφ44mmを確保する。
・対応鏡筒:VSD90SS鏡筒
・倍率:0.71×
・焦点距離:351mm F3.9
※VSD90SS鏡筒の場合
・イメージサークル:φ44mm
・レンズ構成:4群4枚(EDレンズ2枚含む)
・コーティング:ASコート(1面あたり透過率99.9%以上)
・望遠鏡側ネジ:M84、P=1mm(オス)
・カメラ側ネジ:M60、P=0.75mm(メス)
・フィルター:市販の60mmフィルターに対応
・付属品:六角レンチ(2mm)