認証不正等の影響を円安がカバー…トヨタ自動車の第1四半期決算 営業利益が四半期として過去最高1兆3084億円

AI要約

トヨタ自動車は2024年度第一四半期に過去最高益を記録した。営業利益は16.7%増の1兆3084億円となり、売上高は12.2%増の11兆8378億円だった。

国内の生産・販売台数が減少したものの、北米などでハイブリッド車が好調で利益を押し上げた。

2024年度の売上高46兆円と営業利益4兆3000億円の見通しは据え置かれている。

認証不正等の影響を円安がカバー…トヨタ自動車の第1四半期決算 営業利益が四半期として過去最高1兆3084億円

 トヨタ自動車が8月1日に発表した2024年度の第一四半期の決算は、認証不正などの影響を円安がカバーし過去最高益となりました。

 トヨタ自動車は1日、4月から6月の本業のもうけを示す営業利益が、前の年と比べ16.7%増え、四半期として過去最高の1兆3084億円となったと発表しました。

 売上高は12.2%増え、11兆8378億円でした。

 認証試験の不正による出荷停止などで国内の生産・販売台数が減少したものの、北米などでハイブリッド車が好調で、円安が利益を押し上げました。

 2024年度の売上高46兆円と、営業利益4兆3000億円の見通しは据え置いています。